直前1週間は、学力そのものよりも「持っている力を当日どれだけ出せるか」を整える期間です。この時期の正しい過ごし方は資格の種類を問わずほぼ共通なので、チェックリストとしてまとめます。
やらないことを先に決める
- 新しい教材・新しい単元に手を出さない: 消化不良の知識は本番で迷いを生むだけ。不安から新しい問題集を買うのが直前期最大の悪手です
- 徹夜・夜型シフトをしない: 試験は午前〜日中。直前3日は試験当日と同じ起床時間に揃えます
- できる問題の反復に逃げない: 気持ちよさはありますが得点は増えません
直前1週間のメニュー
| 日程 | 内容 |
|---|---|
| 7〜4日前 | 模擬試験を本番と同じ制限時間で1〜2回。時間配分の最終確認 |
| 3〜2日前 | 苦手復習のみ。過去に間違えた問題と、自信のなかった論点の見直し |
| 前日 | 軽めの総ざらい(頻出論点の要点確認)+持ち物準備。学習は早めに切り上げる |
| 当日朝 | 直前に見るのは「よく間違えた数字・表」だけに絞ったメモ |
当日のシミュレーションをしておく
- 会場までの経路・所要時間・受付時刻(CBTなら30分前到着が目安)
- 解く順番の作戦を決めておく(例: 簿記2級なら第1問→第4問→第5問→第3問→第2問)。本番で迷わないことが最大の時間節約です
- 1問に使う上限時間を決め、超えたら印を付けて飛ばす——戻る前提の設計にする
持ち物チェックリスト
- 本人確認書類(CBT受験は必須。忘れると受験できません)
- 受験票または予約確認メール
- 電卓(持込可の試験のみ。普段使っているものを持つ——当日新品はNG)
- 腕時計(会場に時計がない場合に備える。スマートウォッチ不可の試験が多い)
- 羽織れる上着(会場の空調対策)
メンタルの整え方
直前期の不安は「まだやれていないこと」を数えるから生まれます。学習記録を見返して「やってきたこと」を数えるほうに意識を向けてください。合格基準は満点ではありません。捨て問を捨てる勇気も、立派な実力のうちです。